PoMAオープンアトリエ

社会福祉法人のやすらぎの杜さんのオープンアトリエにおじゃましました。やすらぎの杜さんは練馬区の武蔵関にある障害者福祉施設です。
利用者のみなさんは普段の余暇時間に絵画や陶芸などの創作活動をしています。そしてその様子をオープンアトリエとして定期的に公開していらっしゃいます。

こちらで制作された作品は購入することができるそうです。
絵画以外にもバッグやブックカバー、アクセサリーなどの工芸品などいろいろありました。
制作しているところを拝見して、計算していない色や形、まっすぐで純粋なデザインに心が動かされました。

施設の皆川さんが「アール・ブリュットとして発信したくない」とおっしゃっていたのが印象に残りました。
当たり前のことですが、対等な関係性の上でひとりのアーティストとして彼らを評価することが大切ですよね。
Instagramで発信していたところ、フランスの画商やアパレルからオファーがあり、想定していた数倍の価格で契約していただいたとのこと。
その後、アパレルメーカーからフランスに招待していただいて、作品を制作したスガワラさんと一緒に現地に行ったそうですよ。

また、皆川さんはアートが身近にあるフランスと日本の文化の違いについても話していました。
フランスは市場の規模が大きく、普段から誰もが気軽にアート作品を購入し、日常に添える。日本ではアート作品は、非日常な特別なものとして捉えられているような気がします。
彼らが制作したものが、適正な価格で評価され、彼らに還元されることを事業として取り組んでいらっしゃる。PoMAさん、素晴らしいなと思います。

友人みんなで爆買いしちゃいました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です